【無料試飲あり】ニッカウヰスキー余市蒸溜所 工場見学&RITA’s KITCHENでランチしてきたレポ

【無料試飲あり】ニッカウヰスキー余市蒸溜所 工場見学&RITA’s KITCHENでランチしてきたレポ

札幌から電車で約1時間。ウィスキー好きや観光客に人気のニッカウヰスキー余市蒸溜所に行ってきました!

無料で参加できるガイドツアーに加えて、見学後にはウィスキーの試飲もできるという充実の内容。

さらに今回は、敷地内にあるレストラン「RITA’s KITCHEN(リタズキッチン)」でもランチを楽しんできたので、その様子もあわせてレポートします。

この記事では、工場見学の流れ、無料試飲の感想、レストランでの食事体験まで、ニッカウヰスキー余市蒸溜所を訪れた1日の様子をたっぷりご紹介します!


目次

ニッカウヰスキー余市蒸溜所とは?

ニッカウヰスキー工場見学

ニッカウヰスキー余市蒸溜所は、1934年にウィスキーの父・竹鶴政孝氏によって設立された、歴史ある蒸溜所です。

彼がスコットランドで学んだ本格的な製法を、日本の風土で再現するために選ばれた場所が、ここ北海道・余市。

冷涼な気候、豊かな水源、ピート(泥炭)といった自然環境を活かして、今も伝統的な製法を守り続けています。


工場見学の流れと当日の雰囲気

予約者限定の入り口

見学は無料・事前予約制。私は公式サイトから予約し、日曜日の昼の回に参加しました。

まず案内されたのは、シアタールームのような部屋。

ここで約10分間、竹鶴政孝氏の人物像やニッカウヰスキー創業の背景、現在のウィスキーづくりについてまとめられた映像を鑑賞します。

甘い香りが外にまで充満

その後、スタッフの案内でガイドツアー形式の見学がスタート。

参加者は30名ほどで、日曜ということもあり、カップルや家族連れ、海外からの旅行者の姿もちらほら見られました。

見学ルートでは、以下のような見どころを巡ります:

石炭直火蒸留を行う蒸留棟

原酒を熟成させる貯蔵庫

創業者夫妻の住居再現

施設内では写真撮影OK、動画撮影は禁止となっており、ルールを守って見学する必要があります。

重厚感のある石造りの建物が並び、歴史を感じる雰囲気で、どこを撮っても絵になります。

ガイドさんの説明も丁寧で、初心者でもわかりやすい内容でした。


試飲コーナーで3種のウィスキーを飲み比べ!

見学者限定のエリア

見学が終わったあとは、待ちに待った無料試飲コーナーへ!

この日提供されていたのは以下の3種類。


🍎 アップルワイン ※個人的イチオシ!

りんごの甘みがしっかり感じられる、飲みやすいフルーツワイン。

口当たりがまろやかで、まるでデザートみたいに楽しめます。

実はこの3種類の中で、私が一番気に入ったのがこのアップルワインでした!

「ウィスキーはちょっとハードル高いかも…」という方にもおすすめできる優しい味わいです。


🥃 スーパーニッカ

まろやかでクセがなく、バランスの取れた味わい。

香りは優しくて、ハイボールにしても美味しそうだなと思いました。

試飲した中でも、すごく飲みやすくて安心感のある1本でした。

実はこのスーパーニッカ、創業者の竹鶴政孝さんが、亡き妻・リタさんへの想いを込めて作ったウィスキーなんだそうです。

スコットランドから日本へ、夫婦で夢を追い続けた二人の物語を思いながら飲むと、なんだかじんわり心に沁みました。

味のやさしさの裏に、深いストーリーがある…そんなウィスキーです。


🔥 シングルモルト余市

力強いスモーキーさと、しっかりした余韻。

一口飲んだ瞬間に「これが本格的なウィスキーか…!」と圧倒されるような、奥行きのある味わいでした。

スモーキーさの中にほんのり甘さや果実のようなニュアンスも感じられて、ただ強いだけじゃない、複雑で繊細な印象。

香り、味、余韻…すべてに個性があって、じっくり向き合いたくなるようなウィスキーです。

ウィスキー初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、好きな人にはたまらない一本。

私にとっては、「特別な日にゆっくり味わいたいウィスキー」という印象でした。

それぞれ味の個性がしっかりあって、ワインやタイプの違うウィスキーを飲み比べできるのが嬉しいポイントでした。

氷や炭酸水も無料で用意されていて、ストレート・ロック・ハイボールなど、自分の好みのスタイルで楽しめるのもありがたい!

ちょっとだけ飲んでみたい初心者にも優しい設計でした。

ちなみに、おつまみは有料で販売されていました。

ちょっとした乾きものなどが置いてあるので、お酒と一緒に軽く楽しみたい人はチェックしてみてください。


蒸溜所併設レストラン「RITA’s KITCHEN」でランチも楽しめる

見学と試飲を終えた後は、敷地内にあるレストラン「RITA’s KITCHEN(リタズキッチン)」でランチタイム。

このレストランの名前は、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝氏の妻「リタ」さんにちなんだもので、
洋館のようなクラシカルな建物で、ゆったりと食事が楽しめます。

メニューには、ニッカやウィスキーにちなんだ料理やスイーツが並んでいて、蒸溜所ならではの雰囲気を楽しめる構成です。

※私はここではウィスキーは注文せず、ランチのみを楽しみました。

私が注文したのは「フィッシュアンドチップス」と「ローストビーフのサンドイッチ」。

  • 🐟 フィッシュアンドチップスは、衣がサクサク、中はふわっとした白身魚に香ばしいポテト。
    特に印象的だったのが、添えられていた燻製卵。スモーキーな風味がクセになる美味しさでした。
  • 🥪 ローストビーフのサンドイッチは、お肉がしっとり柔らかく、パンとの相性も抜群。
    ソースとのバランスも良く、見学後のランチにぴったりな一品でした。

私が訪れたのは14時半ごろで、ピークを過ぎていたこともあり、待ち時間なしでスムーズに入れました。

混雑を避けたい方は、このくらいの時間帯を狙うのもおすすめです。

💡「RITA’s KITCHEN」は工場見学をしていなくても利用可能。
ランチにもカフェにも使える、余市観光の便利な休憩スポットです!


まとめ|見学・試飲・食事まで、余市蒸溜所を満喫

ニッカウヰスキー余市蒸溜所の工場見学は、無料とは思えないほど充実した内容でした。

映像で学び、歴史ある設備を見て、最後は試飲で味わい、レストランでゆったりランチまで。

ウィスキーに詳しくなくても楽しめる、五感で味わう観光スポットだと感じました。

ウィスキー好きはもちろん、ちょっと興味がある人や観光ついでの立ち寄りにもぴったりです。

北海道旅行を計画中の方は、ぜひ訪れてみてください!


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